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2011年8月21日 (日)

“『ダ・ヴィンチ 2011年9月号 羽海野チカ インタビュー』を読んだ。”

いつも通ってる本屋さんで、ふと、そういえばダ・ヴィンチ読んでないなー、なんて思って 置いてありそうな棚の周辺を探してたら久しぶりに見つけたので手に取りました。

第2特集の記事で羽海野チカ先生のインタビュー、“羽海野チカ 精一杯の真実”が載ってました。


羽海野チカ先生のツイッターでもたまに拝見したことがありましたが、小さい頃 友だちとかがあまりいなかったとかなんとか。。。

『ハチクロ』に通じる 『3月のライオン』の話。そして 羽海野先生自身の話が全てリンクしておりました。

才能の人とフツーの人、はぐちゃんと竹本くんや、『ライオン』では零くんや島田さんなど、両方の視点が羽海野先生だからこそ(?)描かれているのか。

零くんは将棋を覚えていかなくてはいけないという、生きる手段がそれしかなかったこと、など。後天的なもの。
はぐちゃんは努力も当然だけど、先天的なものの方が強いのでしょう。


『好きなものを仕事に』
などという安直なもので言うのは失礼にもほどがあるというか、
『それしか出来ない』
…というか。羽海野先生にもそういう覚悟がお在りになるというか。
自分が社会と繋がっていくためには、お金を稼いで生活していくためには、これしか手段が無い。という。
…羽海野先生の父親の姿を見て、自分に与えてくれたものを買うために、どれだけ売らないとこれが買えなかったことか。とか。

そしてお金を稼いで生活していくことで、人の繋がりに恵まれていく、零くんのような。













…うーーーーん、『好きなものを仕事に』なんて言葉の意味でだけじゃ無しに、
その、『私はこれを仕事にして生きていく!』というものと、どう出合えるのだろうかと。
手に職を持つ、技術職を得る(職人さんになる) …というような、ね。

しかし『ライオン』はとても顕著にそうでは無い、
零も、二階堂も 少年期にはそれしか出来なかったほどの生活だったから。
“楽しい子ども時代なんて 平気でかなぐり捨てた”(ライオン6巻・二階堂の過去)
“「こっちは全部賭けてんだよ!」”(ライオン2巻ラスト、零の叫んでるシーン)

出合うべくして出合った。(運命的な言い方は好きじゃないけどさ。)
そうせざるを得ない。強くなるしかなかった。

二階堂の初動の動機は分からないけれど、零の場合は少なくとも自発的ではないから。幸田の家による環境の比重のほうが多いから。





さて、私はどうだ。
そこそこ友人のいる昔ではあったけど、別に楽しかったかといえば疑問。
いかに埋没しないで普通でいられるかが重要であった。
好きでしていること? が、本当に好きなのかも分からないし。今、自分がしている仕事も別に好きではないし(多くのサラリーマン・OLがそうであろうが)、そこから上に上がるにしても、上の管理ポストと、下の現場では乖離が見えていることは大きい。

だからずっと、『何故生きるのか?』というコトに一貫して考えてしまう。

何故 興味を抱くのか、何故 好きなのか、楽しいから? それしかないから?
別に“私”が出来ることなんて、ほかの人でもきっと出来るハズだ。
なにか“私”だからなどと執着して 自分らしさのループに嵌(はま)るなんてことをして、無理に“役割”を演じ果たしていくことになんの意味があるのだろうかとか。

『生まれたことに意味はある』とか『あなたは望んで生まれてきた』とか そんな言葉は聞きたくないので。

じゃあ、震災で死ぬことにも意味があったと。喪失感を感じることにも意味があると。…と、何も失ってない人が言えるワケも無いし。家族も家も仕事もなくしてしまうことへの言葉を。

誰かに殺されることも、トラウマ残すほどの傷をつけられることも意味があると。
殺したほうは・傷付けたほうは、性格を省みることなく ただ在り続けているというコトもあるのに。






…あれ?なんか論点ズレてきたな。
あぁ、ま、ただ 仕事によって、色んな人を知ったコト。これ自体はいい経験ですよ。紛れも無く。技術の向上による収入の向上とは全く繋がらない部分で、ですが。

揺るがないものに憧れますが、揺るがないものは揺らぎ続けるというパラドクス。
しかし自分の全てを賭けて その瞬間に最善を尽くす というのは行為としてとても尊いですね。
(なんか“『ダ・ヴィンチ 2011年9月号 羽海野チカ インタビュー』を読んだ。”というエントリに相応しくない内容になってしまったけど、まぁ、いいや。(投げた。))

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